『引き上げ中』
K-5Ⅱs/ SP500mmF8 55BB [F8 1/1000 ISO400 +0.5EV]
先日の記事で今年は海辺のカモが少ないと書いたのですが、カモの越冬する磯場のすぐそこで、こういう事をやっています。
東日本大震災以降、堤防の築造工事が続いているのですが、これは海底の岩を砕いているのか、そんな工事をしているところです。
結構な音で騒々しいし、そりゃカモも静かに越冬できないわと思います。
『ざっぱーん』
K-5Ⅱs/ SP500mmF8 55BB [F8 1/1000 ISO400 +0.5EV]
今まであった堤防を延伸しているのですが、津波からは湾内を守ってくれるのは実にありがたいと思います。
でも思う事が一つ。
ここから左手方向、少し離れたところに河口がありまして川の水が海に注いでいるのですが、川の水は海岸線を伝って移動し除々に海水に混じっていきます。この伝ってきた川の水が湾内に入り、磯場の生物が死んだり水が臭い時があります。
この磯場で母方の親戚は昆布の養殖を家業としているのですが、堤防が出来てから以前のように昆布が育たず収穫量も激減していました。
堤防を造るのは悪いとは言いません。人間の生命と財産を守るためですから。でも守るものもあれば、失うものもまた大きいものだと寂しく感じています。
代々続いてきた昆布の養殖業も、高齢の事もあり今年で廃業するとの事でした。
防波堤築造
昆布の養殖に影響していましたか。残念ですね。
今年で廃業となると、あと2週間ほどでということですか。
代々続いてきたというのに、残念ですが、お疲れ様でした。
■やすたろ~さん、おはようございます。
夏に収穫してそれで終わりました。
従姉妹ら私達世代が継がなかった事もありますが、今年亡くなったお婆さんもそれで食べて来たこともあるし、感慨深い年になりましたです。
こんにちは。
昆布漁の廃業、残念ですね。
海の仕事って重労働なんでしょうね。
■てるてるさん、こんにちは。
母の実家の家業でしたからね、本当に淋しいです。
でもこういうのは漁業関係もそうですが、農業などでも後継者がいなくてやめてしまう事が多いのでしょうね。
自然との共生は本当に難しいですね。
それでも日本は自然災害の多い地域柄、世界的に見ても自然との共生は上手くできていると思います。
しかし、それでもこういう変化があるのは避けられないのですね。
■ask-evoさん、おはようございます。
海外にevoさんだと、尚更そういう日本が見えてくる所がありますよね。
手付かずの自然そのままが理想な所もあるし、そういう場所では人間が生活できないし、これは人間が一生抱えるテーマなのかもしれませんね。
なんにしてもマイクロプラスチックなど、人間はこれ以上自然に迷惑を掛けてはいけないと思っています。