AQUOS SH-M08

本日、入院していた母が退院します。

昨年12月12日の入院からここまで、術後のリハビリをかなり頑張ったおかげで、当初想定よりも回復が早く、2月いっぱいの入院を予定していましたが、もう大丈夫との事で退院の運びとなりました。

 

腹部を20cmほど開腹しての手術でしたが、大動脈瘤と共に深刻だったのが血管の石灰化でした。動脈を18cmほど切除して人工血管を入れたのですが、石灰化していない縫合箇所を選ぶことや、動脈から枝分かれしている細い血管もある箇所でしたので、ICUに入るまでに6時間ほどの大きな手術となりましたが、術後の弱りきった姿から今の元気になった姿を思うと、主治医に麻酔科医、看護師さん医療スタッフには本当に感謝の言葉しかありません。

実はまだ反対側の動脈にも動脈瘤があって、それはまだ小さいので経過観察なのですが、他にも若い頃に痛めた腰椎や背骨にも悪いところがあったりで、今後まだまだ大事を取らなければなりませんが、長い入院生活で疲れているでしょうから、先ずは自宅でゆっくりとしてほしいと思っています。

術後にICUで結果報告をして頂いた時に、切除した動脈の一部と瘤に溜まっていたドロドロの滞留物もを見せて頂いたんです。血管はガラス容器に入っていましたが、興味深く眺めていたら「触ってみますか?」とゴム手袋を貸してくれて触ってみました。指で押してみると柔らかな筋肉であるはずの血管とは違い、カチカチの石膏状態。血管の石灰化と言われたり聞いたりはしても、実際触ってみると想像しているよりも深刻なものなだと実感しました。

そんな貴重な体験もさせて頂いて、健康の大切さを身にしみた今回の母の手術でした。

母退院

8 thoughts on “母退院

  • まずは
    退院おめでとうございます。

    そして、血管の様子。。。
    私も興味あります~。
    長年の蓄積って怖いですよね。
    私の親も同じような感じだったので、「なるほど、ふむふむ…」です。
    長年の生活習慣や食生活も大いに影響ありそうなので
    気を付けなくては…とは思うんですけど、なかなか実践は難しいですよね。

    1. ■teltelさん、おはようございます。

      まだこれから迎えに行くのですが、先ずはありがとうございます。
      しょっぱいものが好きで、当然味が濃いものも好きで、結果そういう状態である事を母も自覚したようです。
      と言っても摘出した血管は本人は見ていないので、言葉だけでどれだけ説得力があるかなのですが。
      それと水を飲まない人で、熱いお茶を数杯飲むのが水分補給だったのですが、水分補給の大切さを主治医からもしつこく説明されていましたね。
      健康という事を考えさせられたです。

  • なるほどね。
    やはり長年の食生活が健康に大きな影響を与えるのは
    間違いないようですね。
    私も気を付けようと思います!

    1. ■teltelさん、こんにちは。

      自然のもの、味も自然のものが良いのかもしれませんね。
      私は長生きをしたいとは思わないのですが、病気で苦しむのは嫌なので、そういう観点から普段気を付けるようにしていました。

  • こんにちは
    退院おめでとうございます。
    血管の石灰化、直接、触ってみると、深刻具合がリアルに判りますよね。
    文面から、食生活の大事さが伝わってきます。
    我が家では、水分補給に麦茶(常温)をよく飲んでいます。
    できる事から、続けていければと思ってます。

    1. ■iMovieさん、こんにちは。

      血管ですが、せっかくなので写真に撮っておきたかったのですが、ICU内でスマホを使われなかったのでちょっと残念でした。
      塩分も気をつけねばなりませんが、水分補給も如何に重要かを勉強させられました。
      腎臓の濾過機能に負担をかけないためとか、風邪予防にもなりますし、大量をいちどきに飲むではなく、ごく少量を30分おきぐらいとか飲んで喉を潤す事でも風邪予防になるんですよね。

  • 随分早い退院ということで、本当におめでとうございます。
    (大きな病気だと、退院してからも大変な事が多いので
    なかなかおめでとうと言うのも憚られるのですが)

    私の胃がんは、主人に撮影を頼んでおいたので写真がありますが
    数ミリ程度のものなので、実は見てもよくわかりません。
    主治医には変な質問をしたりして、私はとても変な患者に
    思われていたかもしれません。(笑)

    1. ■YOKO*さん、こんばんは。

      ありがとうございます。
      でも、お書きのように今後の通院もありますし、病院だと24時間完全看護ですが、自宅だと日中誰も居ないので、そういう心配な面はあるんですよね。

      数ミリ程度だとマクロレンズがあれば。
      なんて冗談も憚られますが、そういう大変な体験をされたからこそ、日常的な健康への配慮を怠らない事や、本当に健康である事の大切を分かってらっしゃるんですよね。
      入院中、私は大した事はしていませんが、それでもホッとした部分もあって、何か気が緩むような感覚がある今日でした。

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