♯1『このペンシルは14年目』
K-5Ⅱs/ FA31㎜F1.8Limited [F2.4 1/125 ISO200 +1.0EV]
昨日に続きペンシルの記事です。
27年間このモデルを買い続けておりまして、この0.4mmモデルは4本目位でしょうか。写真のものは使い始めて14年になります。
基本的に丈夫なペンシルですが上着に入れたまま洗濯してダメにしたり、机から落として先のスリーブが曲がってしまって使えなくしたりで買い替えるのですが、内部機構はいたって丈夫です。
そのPentel GRAPH1000 FOR PROも1986年発売だそうで、今年で29年目だそうです。
値段も当時から変わらぬ定価1000円で、ネットショップで買える今はアマゾンで税込778円で買えてしまいます。
♯2『ステップヘッド』
K-5Ⅱs/ SPAF90mmF2.8DiMACRO 272E [F4 1/350 ISO1100 +0.5EV]
製図用のペンシルですが、普段の文字書きやラフスケッチにも使っています。
芯は0.4㎜で他に0.3㎜と0.7㎜もありましたが、今やCADで図面を描く時代なので仕事でのペンシルの出番も少なくなり、0.3と0.7は壊れて以降は買い直す事はなく、製図メインペンシルだった0.4mmだけを未だに使っているのでした。
ペンシルって0.5㎜が普通ですが、図面を描くのは0.3mmと0.4mmで描いていまして、太め線も細い線も引ける0.4mmが線のほとんどを分担し、0.3は芯が折れやすいので、小さい字を書くときやハッチングにだけ使っていましたね。
ドラフティングペンシルが普通のペンシルと一見して違うのがペン先の形状。右側のクルトガも先端がステップ形状(段状)になっていますが、それよりもより細く先端のスリーブが長い事が分かります。
♯3『視界良好』
K-5Ⅱs/ SPAF90mmF2.8DiMACRO 272E [F2.8 1/250 ISO800 +0.5EV]
そのおかげで芯周囲の視界が良好。
芯先を降ろすときにコンマ数ミリの狙った位置に置くのですが、芯先に集中しやすいように、このような形状になっているのでした。
ちなみに私は右利きですが、シャッターを右手で押す都合で左手でペンシルを持っています(笑)
♯4『10回ノックで5㎜』
K-5Ⅱs/ SPAF90mmF2.8DiMACRO 272E [F4 1/350 ISO1600 +0.5EV]
強い筆圧にも耐える丈夫な内部構造でもありますが、地味に凄いのがこれ、芯を出すのに10回ノックするときっちり5㎜芯が出ます。
1回0.5㎜になりますが、芯を何度も出す必要があった手描き図面では、芯先をどれだけ出すかも感覚的に持っていて、私の場合はカチカチと2回ずつノックして描いていましたが、目視で確認しなくてもどれだけ芯が出ているかが分かるのは、余計な事に気を回さなくて良いので手元に集中出来るんです。
線を引くのに程よいグリップ径といいゴムラバーとアルミのホールド性といい、使っていて道具に徹したその作りは実に素晴らしいものがあります。
メーカーHPにこのペンシルのスペシャルサイトがありました。こだわりのモノ作りに感激いたします。
http://pentel.blog.jp/archives/10412223.html
お~~~、すごいこだわりですね。
きっちり10ノックで5mm なんて、驚きました。
そういえば父親が0.3mmシャーペンを愛用していました(製図の時)
三角柱の定規も懐かしいデス。
■teltelさん、こんにちは(^^
何気ないペンシルですが、メーカースペシャルサイトを見て納得しました。
設計事務所に居た時、私がこのペンシルを導入したら描きやすいというので、全員がこれになった経緯もあります(笑)
ただ字を書き続けるのにグリップが細く感じて昨日のクルトガを導入したのですが、そちらはグリップとか重心は良いのですが、ペン先がぴょこぴょこ動くのがやはり気にいらないんです(^^
今やCADで図を描く時代なので、0.3mmシャーペンは使っている人も少ないんでしょうね。
こんにちは
図面引くには、“Pentel GRAPH1000 FOR PRO”は良き相棒ですね。
なるほど、基本設計の高さが凄いです。
スペシャルサイト見ましたが、常に一定の芯を送り出す機構を本体に持っているからこそ、1ノック0.5mmが達成できるのかぁ~
拘って作ったものは、手に馴染みますね。
■iMovieさん、こんにちは(^^
製図用だとSTAEDTLERというメーカーが有名なのですが、これが自分的に合わなくて、他にも何種か試してこのペンシルに行きついたんですが、スペシャルサイトを見て、今さらながらに納得しました(^^
手描き当時は一日12時間位、大きな案件だと一ヶ月位描き続けるので、たかがペンシルでも合わないとストレスになるし疲労にもなるので、ペンシルにはかなりこだわっていたのでした。
と言いつつも今は殆どがPCなので、ペンシルの出番も少ないんですよね。
たまたま文を鉛筆で描く必要があるのでペンシル記事を続けましたが、そういったプロユースの筆記具も売り場から減っているので淋しいですね。
こんにちは。
こだわりの道具っていいですね。
そんなに高いものでも無いし。
多少高くても良いものを長く使いたいですね。
■Jerryさん、こんにちは(^^
今は図面もPCで作成しますが、手描き当時は商売道具だったのと一日の半分位は使っていたので、手に馴染むとか感覚に合う事には皆こだわって買っていましたね。
中にはホルダーと言って2mmの鉛筆の芯を入れるタイプもあるのですが、これにテープなどを巻いてグリップの太さを好みに調整している人もいたんですよ。
これは定価1000円ですが、5000円位するペンシルも当時あったし(笑)
良いものを長く使うと愛着も湧いてきますし、道具って素晴らしいですよね(^^
これこそ日本のモノづくりの真骨頂ですね。
こういうモノづくりをできる会社、今どれだけあるのかな…
■ask-evoさん、おはようございます(^^
ずば抜けて良くて万人向けって訳ではないのですが、色々使ってもこのペンシルが良いと感じるのは、やはり真剣に道具として作りこんでるからなんでしょうね。
スペシャルサイトを見て、益々このペンシルが好きになりました(^^