『化粧箱入り』

K-5Ⅱs/ FA31㎜F1.8Limited [F4 1/125 ISO560 +0.5EV]

0.4㎜のペンシルを入れ替えました。

これまでの0.4㎜は28年愛用していた「ぺんてるGRAPH1000FORPRO 0.4㎜」

絶妙のボディバランスと計算しつくされたその性能により不動の0.4㎜ペンシルだったのですが、唯一と思われる欠点、グリップ部分のウレタンゴムが劣化してくると滑りやすくなるという症状が出ていまして、また同じものを買おうかと思ったのですが、普段使いの0.5㎜と0.7㎜がドイツ製ロットリングのフルメタルボディで、この金属ローレットが滑り知らずの質実剛健さが超お気に入り。

ならば同じロットリングの0.4㎜にすればいいじゃないかと思いますが、0.4㎜という芯径は日本製にしかなくて、それでメタルローレットの0.4㎜を探して今回はPILOT製を導入してみました。

届いてみれば化粧箱入り。。。どうせ捨てるので、こんなのに入れなくても良いのに(笑)

 

『ご対面』

K-5Ⅱs/ FA31㎜F1.8Limited [F4 1/125 ISO800 +0.5EV]

筆箱代わりになるので、まぁしばらくは捨てずにおこうと思います。

芯サイズによってボディ部の色が違い、0.4㎜は赤色。手描きの製図やパースなどを書く時に、各太さのペンシルが視界の隅で判別出来ると作業効率が良いのですが、そのあたりを考慮しての色分けだと思いますが、その辺はさすがに良く分かっているなとニヤッとしております。

 

『PILOT S10 0.4㎜』

K-5Ⅱs/ FA31㎜F1.8Limited [F4 1/125 ISO1100 +1.0EV]

上部がプラスチックで下部がアルミなので低重心です。基本的に低重心のペンシルが好きなのと、グリップ部分が金属ローレットが良いのでこのペンシルを選択したのですが、思った以上に軽い。

重量は19gとぺんてるの11gよりも8g重いのですがそれほど重いと感じません。その理由は普段使いのロットリング600がオールメタル製でもっともっと重いから(笑)

 

『ペン先の視界』

K-5Ⅱs/ SPAF90mmF2.8DiMACRO 272E [F8 1/45 ISO3200 +1.5EV]

製図用ペンシルの特徴でもあるステップの付いたペン先で視界も良好です。

今はCADで線を引くので手で製図を書くというのはもう殆ど無いのですが、0.4㎜は時折手描きのパースやフリーハンドで描く時に使っています。手描きの学生時分から0.4㎜はメインペンシルだったので、その微妙な芯サイズには今でもこだわりがあるのでした。

まだ届いたばかりであまり使っていませんが、長く使える相棒になれるかどうか、楽しみで御座います。

 

PILOT S10 0.4㎜

6 thoughts on “PILOT S10 0.4㎜

  • 製図用のペンシルだから、きっと書き味も滑らかなんでしょうね♪
    私はペンにこだわりがないからわからない世界ですけど、
    プロのbluemさんにとっては大事なお買い物になりましたね。

    あ、スマホ、入札が取り消されてso-02fに変更になりました(報告)

    1. ■やすたろ~さん、こんにちは。

      重量バランスやグリップの太さは気に入りましたが、芯を出すのにノックしてみると、ここの精度や剛性感はぺんてる製がやはりダントツに良いですね。
      もうほんの些細な所なんですけど、そういう部分をしっかり作るメーカーって凄いなと感心します。

      SO-02Fも良い機種ですよ。
      私は長女に使わせていますが、これもかなり気に入っている機種です。

  • 日本は何かと過剰包装なんですよね。
    そして基本的に勿体ない精神が旺盛なので、消費者はつい
    しっかりしているケースや箱は捨てられない…(笑)

    これくらいの物になると、気軽に「シャーペン」とは
    呼べませんね。良い物を長く使うというのが一番のエコだし
    その物も期待に応えてくれるようになるものです。
    なくてはならない相棒になれたら、また撮ってみて下さいね。

     

    1. ■YOKO*さん、こんばんは。

      そうそう、そうなんですよね。
      コンビニ行っても手に持てるものを買っても一々袋に入れようとしたり。なのでいつもテープだけで良いですと言っていますが、ホント過剰ですよね。
      私の場合、整理好きなので箱類とかはしばし置いてみて、使わなければ処分します。基本、余計なものは置かない主義なので(笑)

      図面を描くのが仕事ですからシャーペンや消しゴムとかノートとか、興味ない人から見ると異常にこだわっているように見えるようです。
      0.5㎜と0.7㎜なんてシャーペンだけど一本3000円ぐらいのですから、興味のない人から見ればやっぱり異常に見えるかも(笑)
      道具ってそうそう、長く使えるっていう事を大事にしています。

  • 製図用だとコンマ1ミリ単位で使い分けるんですか。
    細かい作業なんでしょうね。
    少々お高いペンシルでも20年以上も使えると思えば安いもんですね。
    やっぱり道具は値段なりですよね~

    1. ■Jerryさん、こんにちは。

      手描きだと0.3と0.5を使い分けるのがスタンダードでしたね。
      んで0.3㎜って折れやすいので私は字を入れる時に使っただけで、0.4㎜で筆圧を調整して太めの線と細めの線を描き分けていました。
      包丁なんかもそうですよね。買う時に高いと思っても良いものは長く使うので、損はないんですよね。

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