『STAEDTLER Mars technico 780C-9』

K-5Ⅱs/ FA31㎜F1.8Limited [F4.5 1/125 ISO560 +1.0EV]

芯ホルダーを購入しました。

ドイツ製ステッドラーマルステクニコの限定品ブラック仕様です。通常のマルステクニコは鮮やかな青色なのですが、世界限定1万本のブラック仕様。ブラックというより濃いグレーで、ノーマルタイプの青色より断然格好良いです。

芯ホルダーは鉛筆の芯そのものを入れる筆記具ですが、これまで使っていたのは三菱uniのもの。15歳から使っていたので、かれこれ30年以上も使っている事になります。

なんて丈夫なんでしょう(笑)

 

『ロゴ』

K-5Ⅱs/ FA31㎜F1.8Limited [F5.6 1/125 ISO560 +1.0EV]

製図を勉強し始めた時はペンシルではなく、こういう芯ホルダーで描いていましたが、社会人になってからはペンシルに移行。

その後時代はCADに移行しまして、芯ホルダーは3Bの芯を入れてスケッチやメモなどラフに書く時に使っています。鉛筆やペンシルとは違うこの書き味が良くて、芯ホルダーは中々手放せないんです。

 

『長さ比較』

K-5Ⅱs/ FA31㎜F1.8Limited [F5.6 1/125 ISO800 +1.0EV]

ペンシルもそうなのですが、私は重めで低重心なのが好みなのですが、このマルステクニコの重心は三菱uniのものより若干高め。ですが、7㎜ほど長めの全長との重量バランスがとても良くて実に描きやすい。

軸部の作りも良くて、通常鉛筆は六角形断面の軸ですが、これは軸中央部までが八角形で以降のトップ部までは丸型。鉛筆やペンシルはシャープな線を引くために回しながら描くのですが、それが実にコントロールしやすく、且つ軸部の塗装がまるで水彩絵の具用の筆のような仕上がりで、かなり好感が持てるものでした。

「逸品」届いて試し書きした時に浮かんだ言葉です。限定品なので無くなる前にもう一本、保存用に購入します(笑) それぐらい気に入りました。

この2年で長年愛用していた筆記具を入れ替えました。廃盤になり同じ物が手に入らない、モデルチェンジして感触が変わったなどの理由ですが、どうせなら良いのが欲しくて色々試したり検索してみたりでこのラインナップに行き着きました。

ペンシルは3枚目写真の下に写っている、ぺんてるグラフ1000からロットリング600へ。水性ドローイングペンはパイロットドローイングペンからMARVY へ。そして芯ホルダーはステッドラーマルステクニコ。

筆記具には重量バランスとか書き味とか手触りとか、かなり細かい自分好みがあります。色々と試して納得して決めた筆記具は長く使い続けたいので、これまでの相棒同様に大事にしていきます。

 
STAEDTLER Mars technico 780C-9

10 thoughts on “STAEDTLER Mars technico 780C-9

  • おおぉ~~~
    機能性も良さそうな感じですが
    見た目もカッコいいですね。

    1. ■てるてるさん、こんにちは。

      写真がちょっと今ひとつでしたが、実物は高級感があるんですよ。
      ペン先の金属部分が三段階になっていますが、鏡面仕上げ、バフ仕上げ、そしてローレットとなっているのですが、この辺の仕上げが美しいです。
      かなりマニアックですけど(笑)

  • こんにちは
    素敵な筆記具ですね。
    ドイツ製のものは、作りが良いなぁ~
    バランスが良いものは、使い易いですよね。
    私は、資格試験の受験が多いので、「三菱鉛筆 マークシート用鉛筆 HB」を愛用しています。

    1. ■iMovieさん、こんにちは。

      ペンシルもドイツ製のロットリングというメーカーのオールメタルの重いペンシルになりましたし、ドイツの筆記具は本当に良いなというのが実感です。
      ちなみに三菱uniはグリップ形状が良くて、100円のボールペンなんか急で買うときは迷わず三菱を選びますし、このホルダーの芯も実は三菱uni製が柔らかく緻密なので、好んで使っていました。

  • 名前が格好いい(笑)
    戦闘機かミサイルについてそうな名前ですなww

    bluemさんの記事でいつも思うのが、こうした文房具は本物志向がいいですよね~
    ちょっと高くても長持ちするので全然もったいなくないんですよね

    1. ■Jerryさん、こんにちは。

      MARSはマルスで、ギリシア神話に出てくる軍神です。このメーカーのマークがそうなんですよ。
      なので戦闘系のイメージで正解っす(笑)

      こういう筆記具はもう本当に自分の感覚に合うものを使いたくて、人から見ると異常にこだわっているかもしれません。
      今年入社した子が文房具好きで、これまで社内にそういう人がいなかったので、たまに二人で熱く語りあっています(笑)
      少し高くても長く使えるのが良いですよね。

  • ドイツ製の文房具は、ゾーリンゲンのハサミと
    レターオープナーしか持っていません。
    (あ、ネタに困ったら写真を撮ってみようかな・笑)

    bluemさんは良い物をいつまでも大切にできる人なんですよ。
    品質やデザインが良いと、扱いまで良くなるのはよくある話ですが
    愛着プラス感謝の気持ちがおありなのでしょうね。。。

    1. ■YOKO*さん、おはようございます。

      おぉ~、レターオープナーはちょっと気になります。
      ドイツの筆記具は機能がカタチとして意匠になっている所と、金属の道具でも日本製とは違うものがあるんですよね。

      気に入ったものは長く使いたいんです。
      使うほどに愛着が沸いてくるし、思えば歳を重ねるごとに選ぶのも慎重になっていますね。
      コレクターで使わずに保存している人も多いですが、私は使ってあげてこその道具で、仕舞ったままだと可哀想な気がしてくるんです。
      でもこの限定版は昨日早速、保存用に購入しましたけど(笑)

  • ドイツと聞いてハーゲンダッツ、ハイネケン、シャウエッセンが出てきた自分にとって、この名前はとてもかっこよく見えますw

    bluemさんは、道具へのこだわりと愛着がとてもすごいと思います。
    高くて良いものだから長く使おうというのは、結果的に安く使えているようにも思います。

    しかし、なかなか簡単に出会えるものでも無いと思っているので、リサーチ力なのか、嗅覚なのかは分かりませんが、これもまたいつもすごいなぁ、と思ってみております。

    1. ■ask-evoさん、おはようございます。

      何れも口にするものばかりで、ウインナーもシャウエッセンというと高級感を感じるので、好きだったりしますw

      高いと言っても1000円なんですけどw
      このペンホルダーはデザイン関係でのラフ描きでは有名なもので、近所の文房具店でノーマルタイプが置いてあったので、試し書きが出来たのも大きいです。
      実はペンシルはロットリング600というオールメタルの重量感あるペンシルに行き着いた訳ですが、ここに至るまで2本ほど銭失いしていました(笑)

      今はPCで図面を描くので製図用途のものも種類が少ないのでその中から選んで行くわけですが、範囲が少ない分絞り込むのは案外簡単だったのでした。
      ただ、製図用ペンシルも文具店であまり置いていなくて、実物を試せれば良いのですが、ペンシルのように試せないものは、買っては試してなのでした。

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